モデルナのmRNA-1237は近くP2試験、今夏にはP3試験予定
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開発を熱望されている、新型コロナワクチン開発情報をアップデートしたいと思います。
出所:米国立アレルギー・感染症研究所
ワクチン
WHO(世界保健機関)のまとめによると、現在、臨床試験に入っているCOVID-19ワクチンは、
▽米モデルナの mRNAワクチン「mRNA-1237」
▽中国カンシノ・バイオロジクス/北京バイオテクノロジー研究所のウイルスベクターワクチン
▽米イノビオ・ファーマシューティカルズのDNAワクチン「INO-4800」
▽独ビオンテック/米ファイザーのmRNAワクチン「BNT162」――など8つ。
モデルナのmRNA-1237は近くP2試験に入り、今夏にはP3試験を始める予定です。
ノババックスは自社開発したナノ粒子ワクチン「NVX-CoV2373」のP1試験を5月中旬に始める予定。
サノフィとグラクソ・スミスクラインは、共同開発中のワクチンについて今年後半にP1試験を開始し、来年後半に開発を完了させることを目指しています。
両社のワクチンは、サノフィの組み換えDNA技術に基づくSタンパク質抗原とGSKのアジュバントを組み合わせたもの。
サノフィは米トランスレート・バイオともmRNAワクチンの開発で提携しており、GSKも抗ウイルス抗の開発で提携するビル・バイオテクノロジーズとワクチン開発でも協力しています。
アンジェス、田辺三菱、塩野義が開発
日本企業では、アンジェスと大阪大がDNAワクチンを共同で開発中。
タカラバイオが製造面で協力し、化学大手のダイセルが有効性を高めるための新規投与デバイス技術を提供。現在は非臨床試験を実施中です。
田辺三菱製薬もワクチン開発に乗り出しています。
3月、カナダの子会社メディカゴがSARS-CoV-2の植物由来ウイルス様粒子(VLP)の作製に成功したと発表。
これを使ったCOVID-19向けワクチンの非臨床試験を行っており、「順調に進めば、ヒトでの臨床試験を今年8月までに開始するために当局と協議したい」(田辺三菱)としています。
塩野義製薬は、グループ会社のUMNファーマが日本医療研究開発機構(AMED)の事業に参画して組み換えタンパク抗原の作製を進めており、年内の臨床試験開始に向けて厚生労働省などと協議を進めています。
アイロムグルームのIDファーマは、国立感染症研究所と連携し、センダイウイルスベクターを使ったワクチンを研究しています。
(出所:新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】(4月17日UPDATE) | AnswersNews )
本日も定例の会見は予定されてはなく、保健省からの発表だけになりました。
新型コロナの新たな確定症例は「ゼロ」で、累計は変わらずの1,498件で、新たに亡くなられた方もいません。
現状、3人が入院し、ICUにはいません。
合計で、1,428人(95%)の方が回復してます。
昨日は、7,150件のテストがされ、これまでに完了したテストの総数は223,937になります。
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