第36回アメリカズカップは開催できるのか
ご訪問ありがとうございます。
先日、コロナの影響を受ける観光業をお伝えしましたが、
nz-ryugaku-jmltd.hatenablog.com
2021年、ニュージーランドでも注目を集めているスポーツイベントがいくつかあり、開催予定です。
東京五輪・パラリンピックは、2021年7月開催予定で延期となりましたが、新型コロナウイルスの影響で、ニュージーランドも同様に困難に直面しています。
開催か延期か、それとも中止かでの、経済効果や経済的な損失も当然絡んできます。
2021年ニュージーランドでの開催予定の主なスポーツイベントのスケジュール
アメリカズカップ
アメリカズカップワールドシリーズ：2020年12月17〜20日（別名クリスマスカップ）
プラダカップ（チャレンジャーシリーズ）：1月15日-2月21日
アメリカズカップ：3月6〜21日女子クリケットワールドカップ
2月6日-3月7日男子ソフトボールワールドカップ
2月20日-2月28日女子ラグビーワールドカップ
9月18日〜10月16日
その中で、 2月開催の男子ソフトボールワールドカップは既に延期を発表しました。
世界中の厳しい旅行規制のため、発表を遅らせるのではなく遅らせることを決定し、主催者は、新しい日程を設定することをしています。
最大の懸念は、夏の最初の大きなイベントであり、最も大きなチャレンジになる、第36回アメリカズカップを計画どおりに進めることができるかどうかです。
ニュージーランド政府とオークランドカウンシルは、1億3,650万ドルと1億1,300万ドルを投入し、その投資は、増加した訪問者数を通して、オークランド経済と幅広い観光産業への期待された収益に基づいていました。
しかし、新型コロナウイルスが封じ込められるまでにかかる時間の不確実性、世界的な景気後退、および旅行制限の複合的な影響により、訪問者数は最初に予測された数を大幅に下回る可能性があります。
ただし、訪問者が減ったとしても、このイベントは建設およびボート製造業界での仕事を提供し、チームとその家族が約6か月間オークランドを拠点とすることで、大幅な経済済的後押しを提供します。
予定通りに開催されるのか、それとも男子ソフトボールワールドカップのように延期を決断するのか、新型コロナウイルスの影響次第ですが、ニュージーランド経済にも影響がありますので、こちらも目が離せませんね。
本日は、記者会見はなく、保健省トップのアシュリーブルームフィールド氏より症例数に関する声明を発表しました。
本日の新規感染者は、2名で、症例の合計は1,487名となり、亡くなられた方はいません。
現在、8名の方が入院してまして、ICUには誰もいません。
これまでのところ、1,266名、約85％が回復しているとのことです。
1,200件の通報と、112人に対して強制措置
ニュージーランドでも自粛疲れがでています。
警察は、警戒レベル3の制限に違反している人々の1,200件の通報レポートを受け取り、112人に対して強制措置を講じています。
ブルームフィールド氏は、「自粛を続けることは、レベル2への移行をできるだけ早くサポートするための鍵となるでしょう」と語りました。
警察のスコットフレイザーコミッショナー代理は、「過去5週間で500万人の私たちのチームが行ったすべての犠牲を無駄にする可能性があります」と語りました。
一生、我慢しようではないので、あと少し辛抱しようよ、ニュージーランドも！
